アトリエの日々

せ か い の な ま え

 

2016.8.21.sun
Mujika Easel & 天体 ライブ at Bonami

 

無事に終了いたしました。
全身を澄まして共に時間を過ごして下さった皆様、ありがとうございました。

 

Mujika Easel と 天体　辰巳加奈さんと松本智仁さんの声と音楽は、
すべての記憶や感情を放っておかず、音に満たされながら心は震え続けました。

 

アトリエでの演奏会が決まったときに、
加奈さんがBonamiと一緒になにかできたら・・と言ってくれました。
そのことが私たちはとても嬉しくて、ずっと考えていました。
その間にカトリとの別れがありました。
自分からあたらしい何かが生まれるように思えなくなって、
残念ながら今回は見合せたいとお伝えしました。

 

加奈さんたちが大阪を出て、こちらへと向かった日の朝
ひとつの詩が生まれました。

 

「 せ か い の な ま え 」

 



 

生まれたばかりの詩を、生まれてはじめて、自分の声で伝えました。
加奈さんのピアノの音と、居合わせた皆さんの優しさが寄り添ってくれました。
アトリエにはカトリの気配が色濃くあり、私の言葉をカトリに贈ることができました。

 



 

言葉と写真をあわせてカードにしました。
これが演奏会のチケット。

さとさんの撮ったフィルム写真の中から。
去年の８月の真鶴。夕暮れの何気ない一枚。

 

Mujika Easel と 天体の音。さとさんの写真と私の言葉。

忘れられない一日。
あの日、アトリエを満たしていたカトリの気配とともに。