アトリエの日々

新しい本 難航中!

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Bonamiはじめての言葉だけの本 詩集「日々への手紙」

 

執筆、編集、校正、素材選び、ブックデザイン、印刷、製本・・・

どの段階でも、それぞれが自分自身と向き合わなければならない時間は必ず生まれ

それを省略することはできない。

助け合うことは、孤独を紛らすことにはならない。

それは辛いことではなく、それこそが私たちのものづくりを支えている。

 

試行錯誤の積み重ねは、夫の手を痛々しく赤くする。

それをどうすることもできない私は、ドクダミの花と水を彫った。

虚弱体質だった幼い私に、亡き祖母が毎日煎じたドクダミは

私にとって、存在に対する祝福そのものだ。

古い漉き紙をちぎって、ひとつひとつ捺し、1〜101まで数字を書いた。

 

本の出来上がりまで後どれくらいか、まだわからない。

でも、確かに前進の中にいます。

 

 

 

 

 

 


2015-05-28 | Posted in アトリエの日々 | Comments Closed