アトリエの日々

活版で刷る「美の基準」

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2014年、「美の基準」の施行からちょうど20年の今年

8月9日から8月31日まで、真鶴町では「美の基準」をコンセプトにした「真鶴まちなーれ」が開催させています。

コミュニティ真鶴を拠点に、町の各所でアートに触れるイベント。

16日からの31日までの、毎週土日(11:00 〜 17:00)のオープンデーでは

Bonamiのアトリエでも、「美の基準」をテーマにしたワークショップを行うことになりました。

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活版で刷る「美の基準」

手動活版印刷機・金属活字・樹脂版・活字ホルダー ・・・

職人さんたちが丹誠を尽くした道具を使って、活版印刷を体験していただきます。

刷っていただくのは、真鶴のお林をイメージした、Bonamiオリジナルのイラストと

素朴で無理のない強さと愛嬌のある「美の基準」の言葉たち。

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まずは、イラストの印刷。

ハンドルをくるくる動かして、版を転がす小型の円圧式印刷機を使います。

くるくるガタンと一瞬の作業ですが、思いのほか圧が強いので、線の凹みがくっきりと出ます。

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イラストは、真鶴のお林の大きな松の木。

「UPSTANDING まっすぐに立つ」と名付けたこの絵は、

実は昨年開催された「1000年の森」という野外イベントのために描きました。

2013年9月1日、この絵を描いた日の日記が残っています。

一生懸命描いたのですが、台風によりイベントが中止になり、多くの方に見ていただくことが出来ませんでした。

今度は、Bonamiのアトリエで。もう一度機会を与えられたことが、とても嬉しいです。

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イラストが刷り上がったら、今度はAdana21Jという平圧式の活版印刷機を使って、

「MANAZURU  Code of Beauty」というタイトルとその日の日付を印刷します。

インクの匂い、ハンドルの重さ、機会の音、そのしくみ・・・

それぞれのリズム、それぞれのこころ。同じ版でも、みんな違う。

実際に触れて、感じる、自分だけの印刷。

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次は金属活字を拾う文選作業。

選んでいただくのは真鶴町のまちづくり条例「美の基準」の言葉たち。

80年代後半、突如として押し寄せた開発の波から、まちなみを守った独自の条例が

どのようにあたたかみのある、平易な言葉でつづられているか

お気に入りのキーワードを見つける作業を通じて、その温度に触れていただければ嬉しいです。

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選んだ言葉を活字ホルダーに込めて、カードの好きな場所に押したら完成!

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夏休みのひととき、港町の小さなアトリエで

町のこと、条例のこと、言葉のこと、絵のこと、印刷のこと・・・

わいわい語り合いながら、楽しい時間を過ごしましょう!!

* * *

活版で刷る「美の基準」 日程

16日(土)・17日(日) 11:00〜17:00

23日(土)・24日(日) 11:00〜17:00

30日(土)・31日(日) 11:00〜17:00

参加費 500円 (事前のお申し込みはいりません。)

小さなお子さんでも出来る作業です。難しいときはお手伝いいたしますので、お気軽にご参加ください。

場所 Bonami(ボナミ)

真鶴町真鶴1099−15 2F

0465−46−8590

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2014-08-15 | Posted in アトリエの日々 | Comments Closed