アトリエの日々
ボナミのアトリエ
神奈川県の小さな港町、真鶴にボナミのアトリエが引っ越しました。
港近く、築36年の古アパートを住処に、アトリエ、ギャラリー、印刷室を併設しています。
僕たちと同じくらい歳を重ねたこのアパート。
どこの部屋も明るく日が射し込み、とても気持ちのいい風が通ります。
頑固で味わいのある柱や梁、冷たいようでどこかあたたかな白壁やタイル
そこかしこ、懐かしいお家。
僕たちはいっぺんで気に入ってしまって、ずっと永くここで暮らしてきたみたいに新しい生活をスタートさせました。
念願のアトリエ
絵を描いたり、手製本をするアトリエには、僕たちの要望を盛り込んだ特別な作業台があります。
作業や打ち合わせだけでなく、何気ないおしゃべりの時間もここで過ごします。
印刷室はちょっと工場のような雰囲気。
印刷用作業台、macやプリンター設備。それと、ここには手動の活版印刷機がやって来ます。
金属の活字を組み、インクを練り、一枚一枚手作業で刷られる活版印刷は、ボナミの製作や名刺、カード印刷などにも活躍してくれることと思います。
アトリエで一番明るい場所、ギャラリーにはボナミの本や紙のもの、それに僕たちのお気に入りの本などを並べていきます。
窓際のカウンターは、ゆっくり作品を見て頂いたり、オーダーメイドや印刷のお話しをしたりする場所です。
かわいらしい三脚のスツールも僕たちのお気に入り。
4月12日の引越しからようやく落ち着いて、
これからは製作やお店としての準備も進めて行きます。
本格的なオープンまでにはもう少し時間が掛かるかもしれませんが、お近くへお越しの際は、是非遊びに来てください。
小さな港町の
小さなアトリエ
ここには僕たちの夢がいっぱい詰まっています。
2013-04-25 | Posted in アトリエの日々 | Comments Closed