アトリエの日々
ACuMoのロゴマーク 鍼灸師 杏里さんとの出会い
新宿区四谷三丁目にある、女性とコドモのはり灸ケアルーム
Holistic Design ACuMo(ホリスティックデザイン アキュモ)のロゴマークを描かせていただきました。
院長の杏里さんは、黒い眸が力強く印象的なひと。
その目は、ゆらぎに対して直に開かれているよう。
刻々と移り変わり、ほんの隣りどうしでも表情の違う、果てしない空を眺めるのと同じ目で
見つめられていると感じる。
杏里さんは、かすかなものに、ひどく敏感だ。
杏里さんはいつも、快活で明るい。
だからといって、自分の弱さを隠したりもしない。
自律神経失調症、アレルギー持ち、虚弱体質の幼少期の私が
彼女の笑顔に出会ったら、やはり救われていたと思う。
ACuMoのロゴマークは、患者さんの緊張が、少しでもほぐれることを願って描きました。
そして、杏里さんを応援する気持ちをたくさん込めて描きました。
息子さんが、生まれてはじめて杏里さんを想って贈ったヒペリカムの花実。
尊敬する、亡きお祖父様の大好きだった花びらの白。
養蜂家でもある杏里さんに、いつも自然の恵みを教えてくれる、相棒の蜜蜂。
杏里さんが常に杏里さんらしく、患者さんに向き合い続けることができますように!
この9月、ACuMoは一周年を迎えられたそうです。
おめでとう、杏里さん!!!
ショップカードも出来ました。
* * *
杏里さんと繋げてくれたのは、この一冊のアコーディオンブック。
2年前の夏休み。
まだオリジナルも数点しかないのに、当時住んでいた隣町の商店街の手作り市に出店しました。
このとき、Bonamiの手製本ノート「バブルのアコーディオン」を3冊手に取って下さったお客様がいました。
一冊はご自分に、もう一冊は妹さんに、そしてもう一冊は幼なじみへの贈り物にと。
その幼なじみが、ACuMoの杏里さんだったのです。
ノートを受け取った杏里さんは、表紙の水玉に、なんともいえない力強さを感じられたそう。
バブルのアコーディオンの表紙は、言葉を持たない咲良の描く感情の気泡です。
杏里さんたちと咲良は、偶然にも同い年生まれ。
別々の場所で、それぞれの時間を送って来た同じ年の女性たちが、響きあう瞬間を見たようで嬉しかった。
2012年8月 2m × 2m のテントが私たちの初めてのお店。